選ぶ幼稚園(保育園)でここまで変わる!その3

毎日努力すれば、出来なかったことが出来るようになるという経験の定着

息子がこの幼稚園で得た最大の経験値について前回お話しましたが、その経緯を書きたいと思います。

目次

転園当初

息子がこの園の環境に即順応できた訳ではありません。
本当に先生のお世話になりっぱなしでした・・・

【息子の問題点】

①他の子供の運動を邪魔をしてしまう

②先生の指示に従えない&まったく無視

③こだわりの強さから「失敗せずに〇回〇〇をやりたい」が勃発し、次の活動へ移れない

④自分が出来ないと思うと、職員室か他クラスに脱走

先生方大変だったと思います。

幼稚園の対応

まずは、家と幼稚園で困り事へのアプローチ方法を統一しました。

【幼稚園が息子のためにしてくれた対応】

①1名加配の先生をつける

②集会や教室等で話を聞く時、いるべき場所をテープで囲う(ここから出ないでねマーク)

③ボードや黒板に登園・降園時にするべきこと・本日の予定を書いて、息子に見せる

④本人が辛そうだったり、担任が忙しくて対応難しい場合は職員室で副園長先生と過ごす

⑤多動すぎて危険と判断した時は、別メニューを組んで加配の先生と個人体育レッスン

 ※ブリッジや逆立ちをするので、ぶつかったりすると他の子が怪我をする危険があります

⑥他クラス(他学年も含む)の方へ行ってしまった時は、そのままそのクラスと一緒に活動

⑦ご褒美「ニコちゃんマーク」を作成し、頑張れたらゲット!

学年関係なく、幼稚園全体で息子を受け入れてくれていました。
これ以外にも沢山、先生方は色々なアプローチを試してくれました。

息子の変化

ある時から息子は家で自ら逆立ちとブリッジの練習を始めました。

もうどこでも、逆立ち&ブリッジ。夏休みも毎日毎日自ら取り組んでいました。

療育中も・・・(療育に来てる意味よ・・・)

きっかけは、同じクラスに逆立ち歩きが出来る子が1人いて、その子の逆立ち歩きを見た時からだと思います。

僕もできるようになりたい!!

自分が今努力していることの先の「なりたい自分」が明確になった瞬間動き出す。

ほんとこれ。大人も子供も関係ないですね。

幼稚園の運動会

今までの運動会、息子はほとんど立っているだけといった感じ。
運動会は他の子との差を見せつけられる行事で、本当に辛かった・・・

2歳~年中までの運動会

①入口:会場装飾に固まる。しばらく入れナァイ

②徒競走:走らナァイ(勝負事絶対やらナァイ)

③踊り:手がうっすら動くことが時々・・・(加配の先生付)

年長の運動会

いよいよ運動会年長組は3年間努力してきた集大成の発表となります

運動会に際し、幼稚園が息子に配慮してくださったことがあります。

【幼稚園の対応】

①プログラムを早め配布し、息子に当日の流れを先に伝えておく

②早めに登園して運動会会場で遊び、会場慣れをする

③徒競走:先生と一緒

④リレー:全員参加にしたいという先生の希望

※第一走者で、足の速さが殆ど変わらない子と一緒の順番

※「ここまではなんとか頑張ろう」という白線をスタートから2mラインに設置

※5mごとに先生や幼稚園役員の方が「ニコちゃんメダル」を手に持って待機

※進むごとにメダルをゲットしていく仕組み・最後まで走れたら特別ボーナス!

※どうしても無理になったら先生が息子を抱っこでリレー参加(子供達には説明有)

リレーの手順については先生から息子に説明をしていただきました。

このニコちゃんメダル・・・先生がわざわざ作ってくださいました。

⑤組体操:見守り先生付き

運動会本番とその後の息子について、続きは「その4」に書きたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。

【我が家の療育グッズ】





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この記事を書いた人

更年期突入の40代後半。

2024年現在、小学3年生の自閉症スペクトラムの男の子(1名)の母親業をしております。

ASD&ADHD
汚言症
低身長自費治療

これと向き合う為、今までトライしてきたもの数知れず。失敗してきたもの数知れず。
戦場のような我が家のトライ&エラーの記録です。

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