本を選ぶにあたって
発達障害に関する情報は本当に多く溢れています。
私も多くの本を読みましたが、読んだ後いつも思っていたのが
症状ほとんど当てはまるんですけど~
ここに書いてあるの全部やるの?
本は我が子用にカスタムされたものではありません。
息子は現在小学3年生ですが、今私の頭の中は割とすっきり整理されていて、
息子に必要なこと、向かうべき方向性がクリアになっています。
そのことに大きく貢献してくれた本をご紹介していきたいと思います。
おすすめ本3選
読む順番は1~3の順に読むと頭に入りやすいと思います。
1.薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方(Dr.ロバート・メリロ)
まずは我が子の脳と体の状態を冷静にチェックしましょう!
2.生活とあそびで育つ子どもたち(今井寿美枝)
全3冊ありますが、まずは「生活とあそびで育つ子どもたち」で十分です
3.医師も薦める子どもの運動(中野ジェームス修一)
年齢にあった体へのアプローチをしているか。
負荷をかけすぎたり無理させてないかを確認します。
Dr.メリロの本では、なかなかハードな運動が書いてあります。
子どもの状態を見ずにそのままさせてしまうと、危険だったり、発達順序を大きく間違えてしまいます。
なぜこの3冊なのか
お薦めしたい本は他にも沢山あります。
けれど、アプローチ法、栄養療法、運動療法、発達障害詐欺未満講座等色々試してきた私が最後に行き着いた先は、
赤ちゃんから発達をやり直す
というとてもシンプルなものです。
半分になった脳でも正常に機能するという記事を読みました。
事故にあって体が動かなくなった方でもリハビリで歩けるようになっています。
自閉症スペクトラムは脳の機能障害みたいなものです。
それなら、リハビリすれば良くなるんじゃないかと思い、様々な本を読みました。
どの本にも等しく書いてあったのが、
赤ちゃんの時のずり這いの大切さ
産まれてお母さんのおっぱいを吸うところから(厳密に言えばもっと前から)、子供の成長はスタートしています。
その1つ1つの動き、関わりを丁寧に丁寧に向き合っていくことが大切です。
その動きのどこか1点につまずきがあれば、それは脳がきちんと発達していかないということです。
1冊目で子供の状態を把握します。
2冊目で赤ちゃんの時の発達順序について丁寧に学びます。
3冊目で正しい体の使い方、負荷のかけ方を学びます。
息子は口の動き、ずり這い、ゴロゴロ転がり等を自宅療育しています。
変化はあった?
変化は感じています。ある時突然やってきます。
私のダイエットや筋トレが1週間じゃどうにもならないのと同じです。
やってないけど・・・・
もがいてもがいて1~3か月経ったころ
あれ?何今の?
すごくない!?
本当にうちの子なの!?
的なものが来ます。
諦めて何もアプローチしなければ成長しないのは、健常児、発達障害児の子育ても同じです。
ただ、高尾山(健常児育児)とエベレスト(発達障害児育児)の差が・・
更年期突入の私ですが、まだ諦めておりません。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
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